商品説明
ベンガルの女性たちがかつて日常に着ていたコットンサリー(ジャムダニに似た、緯糸で模様が織り込まれているタンガイルサリーなど)をはぎ合わせた布です。スターチ(米の糊)がついた状態が、韓国の苧麻に似ていることから、韓国のポジャギのようなものをインドの布でお作りできないかと手がけたシリーズです。(Blog記事参照)
最初はポジャギに倣い、古いサリーで作ることも考えたのですが、そうしたサリーの多くはカンタ刺繍やキルトとして大事に使われていること、また、このような素朴なコットンサリーを着る習慣そのものが急速に失われていることを目の当たりにし、今一度この種のサリーの魅力を新しい形で伝えたいという思いから、新しいコットンサリーを使っています。
サリーの織り模様や地色によって一点一点雰囲気が異なります。広げると、身を覆い隠すほどの大きさです。光に透かすとその織り模様と色を一層はっきりとみていただけます。窓辺に透かして飾っても、ベットカバーとしてもお使いいただけます。もちろん、大判のストールとしても素敵です。始めのうちは、ハリとボリュームがありますが、洗い重ねていけばいくほど、やわらかく身に沿い、だんだんと風合いが変化していきます。藍染のものは、まだ香りも高く、虫除けにもなります。色が褪めていく様子もまた素敵です。
1-4枚目 インディゴ
5-7枚目 ホワイト
8-11枚目 ホワイトブルー
12-15枚目 ホワイトブラック
photo by Yayoi Arimoto
* 一回り小さいサイズのストールもございます
Size | サイズ
約150cm × 220cm
Materials | 原材料
Cotton | コットン 100%
Region of production | 生産地
West Bengal | 西ベンガル州
System of design | デザインのしくみ
In collaboration with MAKU | MAKUの協力によるデザイン
Spinning | 糸紡ぎ
Mill spinning | 機械紡績
Weaving | 織り
Plain weaving by hand | 手機による平織
Dye | 染め
Undyed-Bleached | 無染、漂白
(ホワイト、ホワイトブルー、ホワイトブラック)
Piece-dye with natural color | 天然染料による生地染
(インディゴ)
お求めいただく前に
* 職人が手作りするものですので、はぎ合わせるパーツやパターン、色目が一点一点異なります。布の様子の参考として画像をご参照ください。
* こちらの商品は、店頭でも同時販売しておりますため、サイトよりご注文いただいた時点で稀に完売していることがございます。万が一、ご注文後に在庫がなかった場合にはご連絡させていただきますので、ご了承くださいませ。
* 手織りの布の多くは村の小屋で織られており、その環境によって糸や草が混入していることがございます。また、不均一な箇所やヨレ、糸飛びによるカスレがある場合がございます。手織り布の特徴として、ご理解の上お求めください。
* 天然染料や伝統的な染料(合成染料含む)を用い、伝統的な手法で染めております。職人の感覚や環境の影響により、お色目に都度都度揺らぎが生じることを、どうぞご了承ください。お色は、ご使用を重ねる毎に少しずつ褪め、味わいが出てまいります。
* 濃い色は色落ちすることがございますので、他の衣類とは分けてお洗濯してください。
* 長くご愛用いただくため、手洗いを推奨しております。洗濯機をご利用の場合、洗濯ネットを使用してください。